ゴリラの休日 ~GW3日目~
今晩は。
暑すぎるなあと思って、簡易温度計で確認したら29℃。
ぜんぜん気のせいじゃなかったわ。
そういえば、今日は押入れを整理していたんだけど、幼稚園児だったころに伯母さまに連れていっていただいたセーラームーンのミュージカルのパンフレットを発掘。
バラバラになっちゃってるけど懐かしい~
このあと確か姪煩悩状態だった伯母さまにセレニティのドレス買ってもらって写真取ったような。あれだけ子供にお姫様体験させてくれる人に息子しかいないのって、一体何の因果なのかしら。
キャラクターはなぜか主人公とかよりも、ネプチューンとかウラヌスが好きだった。
敵なんだか味方なのかよくわからないけどカッコいい、ミステリアスな二人にめろめろだったのだ。(一方タキシード仮面さまには微塵も興味を示さなかった。どっちかっつーとネフライトさまが好きだった。)
子供はキャラクターのプリントがされた服を欲しがることが多い。
例に漏れず、私もそうだった。ネプチューンの服が欲しかった。
そんなものは売っていなかった。ネプチューンはメインキャラではないからだ。
当時プリントごっこというものがあった。私のごねっぷりに困り果てたであろう両親が、それを使ってビデオに焼いていたアニメの一時停止画像を、Tシャツにプリントしてくれた記憶がある。今思うと相当強烈だ。
どこにいったんだろう、セーラーネプチューンのプリントTシャツ…
いい加減に本題に入ろう。
我が家のカレー、は適当に根菜類をレンチンしている間に玉ねぎと挽肉をクミン、コリアンダーで炒めて、お水とトマト水煮缶をぶち込んで、適当にぐつぐつしてきたらレンチンした野菜と一緒に煮込み、スパイスやら塩やらで味付けしたりする。
我が家のカレーは正直どうでもよい。
三つほどおいしい既製品のカレーがありまして、それの食レポというか、嘆きというか。
- 明治の牛乳屋さんおすすめビーフカレー
- 100円ローソンに売っているチーズカレー
- 今は亡き某個人店が販売していたレンコン挽肉カレー
ビーフカレーは、ヨーグルトを使っているようですごい美味しい(美味しいしか言えません)、うちに来る牛乳屋さんが教えてくれて、最近ずっと食べています。以上。
チーズカレーは、うちの近所には基本セブンイレブンしかなく、唯一のローソン系は100円ローソンのみ、なのでもしかしたら普通のローソンにもあるかもしれません。お肉が入ってないみたいで、食べやすい。チーズが濃い。美味しい。以上。
レンコン挽肉カレー、これはご近所のグルメおじさんがお土産にくれたものだった。
めっちゃ美味しかったのに一度しか食べられなかった。
なんでも、個人でレンコンを栽培している方が、これを作っていたそうなのだが、そのレンコン畑の土地を買い取られた何とかで、今はもうコンクリートで埋め立てられてしまったそうだ。
青いビニールに密封されていた。これをお鍋に開けて温めるだけだ。
めっちゃ美味しかった。甘めのルーと、レンコンのほくほく感と挽肉の舌触りが最高にマッチしてて最高だった。何度だって食べたかった。
あれが最後だと知っていながら持ってきてくれたグルメおじさん、あんたってやつは…
ゴリラの感想 ~ねこぢる草~
ねこぢる作品と出会ったのは、私がまだ小学生の時分だった。
地元の図書館で、黒目がちで可愛いネコちゃんの漫画が置いてある~、と手に取った。
他にはスプーンおばさんなどの児童書を借りて、家へ帰った。
めっちゃ親に怒られた。
なぜ怒られるのか、その時は全く意味が解らなかった。
こっそり夜中に隠れて読んだのだけれど、まあショッキングな内容だった。
弟の腕を噛み切った犬を棒で叩きのめす、など小学生にとってはグロい表現が多かった。
でも、禁止されると余計に見たくなってしまう心理で、返しに行った振りをして、他のねこぢるの本を閲覧室で読んだ。
なんというか、親に隠れてこんな不道徳な本を読んでいるのだ!っていう変な爽快感があったのだ。
今になって思うと、こんな本がなぜ図書館にあったのか不思議でたまらない。
というか、親はなんで知っていたのか不思議だ。読んだことあったのか。
ねこぢる、というタイトルはそれ自体も強烈だし、内容も強烈だしで、頭に深く残ってしまった。
学校のお手紙交換に添える、ネコのちょこっとしたイラストを描くのを、ねこぢるみたいに黒目がちにすると可愛い、と思って真似をするようになったぐらいだ。
今では私もすっかり大人になった。中身は幼稚園児のときとそう変わりないのだが。
先日某ようつべで偶然、おすすめ動画にねこぢる草が表示された。
風呂上がりの蒸し暑い、深夜二時頃だった。
ひどくノスタルジーな気分になって観てみたのだ。
なんというか、こじこじとかクレヨンしんちゃんの映画みたいな雰囲気だった。
不条理さは漫画よりも強烈なのだが、グロテスクな表現は緩和されていたような。
漫画のときのような、観ていて辛くなるような表現はほどんどなかった。
むしろ観ていて非常に心地が良い。もう一回観たい。
意味の解らないのが良い。解らなくても良い気がする。